おはようございます!
外のテントで起きた子どもたちも朝からとても元気に走り回っていました。
テントの脇で寝袋でビバーク(野宿、テントなしで寝る)をしていたみいらも凍ったりせずに無事でした(笑)
さぁ、元気に起きたら朝ごはんの準備!の前に、にわとりさんから卵をいただくことに。
いつもお世話になっている寛一さんのお宅へ朝のお散歩に出かけました。
その間におとうさんたちとみいらで火おこしや朝食の下ごしらえを済ませます。
今朝のメニューはみんなの希望による“ぐるぐる棒パン”あらかじめ捏ねた生地をひとりずつ伸ばして木の枝に巻きつけます。
巻き付ける太さや長さは自由。みんなの個性が光ります
キレイに焼くための工夫も光りました。
パン以外には昨日のナイトハイクでお母さんたちが収穫してきた“ミズの実”や寛一さんがとらせてくださったミニトマト、一晩寝かせた芋煮の洋風スープ、もちろん朝どり卵の大きなオムレツです。
食卓の準備もできました
朝から「おいしい!」連発でした。
さぁ、朝ごはんを食べたら雨が降ってくる前にテントの撤収!!
ひっくり返して干したりたたんだり。
それからソバの実摘みも体験させていただくことに
それからみんなで華足寺の秋の大祭を見学にお散歩
地元鱒淵伝統のお祭りです。馬頭観音への供物のお供えの儀式と祈祷が行われます。
行ったついでに菩提樹の大銀杏から銀杏のお土産もいただいてきました。
お腹を空かせて帰ってくるとお昼です。これまたみんなのリクエストでカレー!
しかも今回は“秋”ということでさといも、サツマイモ、じゃがいものトリプルいもカレー!!
そこにおまけでみいら特製ダレに一晩漬けたタンドリーチキンが添えられます。
お昼ちょっと前から降り始めた雨を避けながら調理を済ませ、みんなで最後の食事をいただきました。
辛いカレーが苦手というあきらちゃんが食べやすいように甘口のカレーをさらに隠し味でまろやかに仕上げました。さらに実は、そこにちょっとスパイスを利かせたので大人も美味しくいただけました。
最後までみんなでにぎやかに過ごして解散の時間です。
あっという間に解散の時間となり、後ろ髪をひかれながらみんなとお別れしました。
今シーズンのキャンプは今回で最後。
次に開催するのは4月の予定です。昨年の夏休みからスタートしたこのキャンプ。
今シーズンはなかなか人数が集まらず、少人数での実施が続きましたが、少しづつでも鱒淵の自然や伝統を体感できるプログラムとしていつでも里帰り気分で続けていけたらと思っています。
地元の方がたにも支えていただきながらではありますが、来シーズンはもっとにぎやかにたくさんの笑顔が交わせることをいのりつつ。
被災地の近隣で行うキャンプとして、被災した方々のリフレッシュの場や以前のような素敵な自然と触れ合える場としても目指しています。参加費はいただいていますが、運営に関わる最低限の金額で、今後も続けていく所存です。
少しでも多くの方に息抜きの場として、交流の場として、こども・大人に関わらず学びの場として細々とですが実施していきます。
今シーズンご参加くださった皆様はもちろん、鱒淵の皆様をはじめいろいろな形でサポートしてくださった皆様、昨シーズンに参加してくださった皆様、参加はしていないけど見守ってくださった皆様たくさんの方がたに心より感謝しております。
今後ともお気軽に感想やアドバイスなどいただけるとありがたいです。
来シーズンの夏は歌津てんぐのヤマ学校と共催で中長期キャンプも計画中です。
ぜひ皆様とまたお会いできることを楽しみにしております。
RQますぶちキャンププロジェクト チームリーダー 水村昌司(みいら)